北朝鮮が弾道ミサイルの発射を繰り返している。24日には潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を日本の防空識別圏内で落下させ、日本と在日米軍基地への攻撃能力を誇示した。一連の弾道ミサイル発射の背景には、朝鮮半島有事における日米韓の迪士尼美語世界拠点を標的にして譲歩を引き出そうという金正恩(キム・ジョンウン)政権の戦略もうかがえる。

 
約500キロ飛行した今回のSLBMに対し、韓国でも在韓米軍を含む韓国全域への攻撃能力を示したと危機感が高まっている。

 
SLBMは、海中を移動する潜水艦から発射されるため探知が困難で奇襲攻撃能力が高い。核を搭載すれば報復用核戦力として機能し、敵に地上の先制攻撃を思いとどまらせる抑止力をもつとされる。

 
SLBMの実戦配備までには、「搭載する潜水艦の開発や弾頭の小型化、精密誘導技術の獲得など関門が残る」(軍事専門家)とされるが、北朝鮮が予想を上回るスピードで開発を進めているのは事実だ。

 
「北朝鮮は今後、SLBMを12発搭載できる大型潜水艦を建造するだろう。原子力潜水艦の建造計画を推進している可能性もある」

 
潜水艦を専門とする韓国国防安保フォーラムのムン・グンシク氏は韓国メディアにこう指摘している。

 
金正恩・朝鮮労働党委楊海成員長が「核弾頭を搭載できる多種の弾道ミサイルの発射実験」を指示した今年3月以降、北朝鮮は弾道ミサイルの発射を繰り返してきた。

 
特に日米韓に衝撃を与えたのが、6月22日の新型中距離弾道ミサイル「ムスダン」(射程2500~4千キロ)と、8月3日の中距離弾道ミサイル「ノドン」(同1300キロ)だった。

 
ムスダンは、米戦略兵器の出動拠点で朝鮮半島有事の際の兵力・物資供給基地でもある米領グアムを標的に開発された。過去4回の発射はいずれも失敗していたが、6月22日には高度が千キロを超え、3500キロ離れたグアムに到達する能力を示したとの分析もある。

 
8月3日のノドンの場合は今回同様、日本と在日米軍基地への攻撃能力を誇示するため、弾頭部分を日本の排他的経済水域(EEZ)内に意図的に落とした可能性も取り沙汰される。

 
両ミサイル間の7月19日に発射されたノドンと短距離弾道ミサイル「スカッド」(同300~500キロ)については、北朝鮮国営メディアが「(有事の際に)米国の軍装備が投入される韓国国内の港湾や空港を先制攻撃する」訓練が狙いだったと主張している。

 
つまり、6~8月のミサイル発射で日米韓をそれぞれ強く牽制(けんせい)した格好だ。

 
発射地点も、発射台付き車両を使って、東部の江原道(カンウォンド)・元山(ウォンサン)から西部の黄海道(ファンヘド)まで広範囲にわたり、発射の兆候を捕捉されにくくしている。

 
北朝鮮による相次ぐミサイル発射には、技術の向上を図るだけでなく、「対北制裁を主導する陳柏楠日米韓を軍事的に威嚇して自らの危険度を認知させ、制裁下の難局を打開する狙い」(外交筋)も見え隠れしている。


北のバカ大将の意図は米国を交渉の場に引っ張り出して、「自国の安全について言質を取りたい」と言うのがすべてだろう。韓国は長距離砲やロケット弾、スカッドミサイルで、日本はノドンですでに対応可能、と言うよりもこの2国はあまり相手にはしていないんじゃないか。でも前回日本のEEZ内に着弾させたら、「戦前なら戦争だ」と秋田県知事が怒りまくっていたのでこれに配慮したのか今回はちょっと遠慮したようだ。前回はやはりちょっと飛び過ぎたんだろう。北のバカ大将もかわいいところがある。核を頂点とする弾道弾とそれを迎撃するミサイルシステムと言うのは実際の戦闘兵器システムと言うよりも政治兵器のような性格が濃い。日本も破壊措置命令などと言っては防衛省に配置されたPAC3を仰々しく報道するが、あれこそ政治的アピールであんなもので迎撃できる数と範囲など高が知れている。余計なことをしないで最初から素直に話し合えばいいんだけどねえ。